道央へ2泊3日の旅

ふと沸いた帯広への視察の話に乗り、7月20日〜22日の3日間北海道の帯広へ行ってきました。
今回はある業者の方と同行したお陰で、個人で行ったらなかなか見れない様子や話などたくさん聞くことができ、まさしく「百聞は一見に如かず」。これからのパンづくりにプラスのスパイスがたくさん注入されるであろう経験をたくさんしてきました。
 最初に行ったアグリシステムさん。この会社は小麦に限らず豆類などを多く扱っていて、有機農法や生産の管理システムの構築、小麦に関しては十勝産の全粒粉にこだわっていて、ヒンメルもこれから全粒粉のラインナップを増やしていきたいと考えていたので興味津津。あとビックリしたのは全ての風袋にQRコードが印字してあり、それを照合すると生産者や履歴がみれる、なんとも素敵な安全安心なシステムです。工場内には石臼のどでかい機械があり、毎時250キログラムの小麦粉が作られるそうです。石臼は基本的にゆっくり小麦にストレスをかけないで挽いていくので250キログラムって結構多いんですよ。
石臼の写真アップしたら怒られそうなのでやめておきます(笑)


次にお伺いしたのは本別にある農家前田農産さんです。正直ここでは全てが規格外!何もかもが大きかった〜

個人の農家でこの大きさは規格外!大人になって20年の私が子供みたいにはしゃいでますから(笑)

172センチの加藤君より大きいタイヤ!

持っている畑の広さは133ha。???計算したらだいたい皇居ぐらいでした。うは!すごい!

専務の前田さん。熱くて面白くてかっこよくて。誰かが言った「農家の松岡修造」っていうのがぴったりでした。

もうじき収穫される小麦。
農家の方の熱い話を聞いていると、我々はもっと生産者と話し、熱い情熱をパンづくりに注がなければ失礼だと強く感じました。あんなに広い畑なのに麦の穂ひとつひとつを大事にされている前田専務の熱意に脱帽。刈り取った小麦から小麦粉へ。近いうち十勝産のパンがお目見えすることでしょう。