取引業者と二人三脚

今日はヒンメルはお休みですが仕込みに来ています。先々週は北海道に、先週は栃木に行ってきたので今日は仕込みが終わったらゆっくりしようかな。先々週の北海道はある取引業者の方と行ったのですが、ブログにも書いた通り貴重な経験をさせていただき感謝しています。パン屋さんには複数の取引業者があって、我々リテールベーカリーに小麦や牛乳やバター、アンチョビやオリーブなどパン作りに関するすべての材料を卸していただいています。密に連絡を取り商品情報や社会の動向(海外の気象情報や穀物の出来不出来まで)などさまざまな話をして信頼関係を築いていきます。くだらない話や個人の趣味の話、そういう様々な話ができることが円滑に仕事が進むのです。今回一緒に北海道に行ったA社はまさに良い関係が築けているのではないでしょうか。
でもA社との取引開始はヒンメルがオープンして間もない頃。その当時の取引量なんて今の10分の1くらいでした。徐々に信頼を築いて今日に至っていますが逆に減っていく業者もあるんです。減っていく最大の理由は信頼できるかどうか、その一点だと思います。
B社との取引はオープン当初はすごいものでした。ほとんどの材料をB社任せにして営業の方も一生懸命連絡をくれ、休日にもかかわらずヒンメルのために動いてくれたり。営業の方が配置換えになるまでは良好でした。配置換えになるまでは。
後任の方が新人だったのは全く問題はなく勉強してくれれば微笑ましく思うもの。ただ営業に来て「何か用事はありますか?」ってぼーっと立っているだけ。数分すると「ではまた来ます」と帰っていく。新年のあいさつ回りも2月に来て「今年もお願いします」と。商品について質問しても答えが遅く電話すると「今電話しようと思ってました」ムムム!人にお説教できる人間レベルではないが、これは一言教えないといけないと思い穏やかに言った。彼の為にも勉強だろうと思って諭したのだ。
そしたら来なくなった(笑)←笑えないけどね
半年に一回くらいしか来なくなっちゃった。来るたび「そうやって俺から逃げていたらますます来づらくなるよ」
さらに来ない!(笑)←ますます笑えない 先日久しぶりに会ったら背が伸びてた!(笑)
このまま信頼を勝ち取れなかったら明日はないんだよ。わかってるのかな〜